弁当2個食べなきゃいけないんです。

山登り、Photo、Camp… 山女ひとり遊び。

県民のソウルフードは、どこにでもあるものっていう感覚で特別な感じはない。

かれこれ20年以上も前ちょーーーーどバブル絶頂と崩壊の狭間の頃、高校を卒業して上京したわけですがその頃は今ほど地方の情報はありませんでした。それに昔はなんとなく田舎もんってかっこ悪かったし。特に東北はさ。被害妄想ではあるだろうけど、東北人は一生懸命なまりを隠したもんです。

今はケンミンSHOWがあったり、地方の芸人さんが頑張ってくれたり、震災があったりで東北の情報も明るくなったような気がするわー。

 

そんなこんなで福島県の冬といえば「いかにんじん」いわゆるソウルフード。東京で「そろそろいかにんじん食いてーなー」って言って「何それ?」と言われたのを覚えてるわ。いかにんじんがない!?それはそれは衝撃を受けたもんです。全国区だと思ってたよねー。

 

今年も12月になり、わが家の食卓にも登場しやした。

にんじんとスルメイカ。どこのうちでも作るし、お店でも売ってますよ。冬じゃないとすぐ悪くなっちゃうから冬の食べ物です。外が冷蔵庫になるからね。

 

今日は仕事終わりに、参加者さんからいかにんじんを作る材料の人参をいただいた。

右端に大きさの比較のために普通に売ってる普通の人参を置いてみた。

別に普通の人参でいいんだけど、やっぱいかにんじん作るためなのかやけに長い人参が出回る。おかしな割合いの大根と人参だが、両方相当長い。

この季節、大根と白菜はガサばるほどいただく。そんじゃなくても田舎のじーさんばーさんが作る野菜はよく育つもんで、外が冷蔵庫になることが非常に大事なのである。

 

あ、私は今のところ食べる専門ってことでいかにんじんは作らない。

にんじんを切る、スルメイカを切る・・・手が痛い。

とんでもなく根気のいる作業でござい。