読んでます。
彼女のエッセイはちょーーーーーーーおもろい。
いっぱい言葉を持ってて、頭の回転がものすごくいい。
気取ってる文章でもないし、関西弁だし、身近なところにいちいち引っかかるし、遠いところにいる人じゃないって感じ。
自分の体毛に優劣をつけすぎているという話しで、腋毛はレーザーで焼き殺したんですって。
「ぎゃあああああああっ!」
嫌な臭いを発しながら死んでゆく彼らを見て、比叡山の坊主を焼き打ちにした信長も、このような気持ちだったのだろうか、と、感慨にふけったものだ。嘘だ。
だが、完全に根絶やしにしたはずの坊主が、何人か生き残っていることがある。たまに腋から、根性のある毛が、ぴんと生えているのだ。さて、信長ならどうするだろうか。私は迷わず毛抜きを手にし、抜いた。坊主は、
「この恨みはらさでおくべきかーっ!」
と叫び、息絶えた。ははは、吠えろ吠えろ、根絶やしにしてくれるわ。
ホトトギス殺したるわ!
最終的にこの回のエッセイは「つまり、私は今、とても平和です。」ってことだったみたいで。
これを読んでるあたくしも平和です。
こちらでは夕方信長協奏曲の再放送をやっています。
リアルタイムで放送した時も見たけど、なんだかんだ今も見てます。
だから比叡山の坊主が焼きうちにされた話しもちょっと知っています。
おかげでこの話しにクスッとできました。
もうSMAPの話しも飽きたし、高速バスに乗る予定もないし、まだまだ西加奈子ワールドに浸りたいと思います。
そんで信長さん、映画も始まるっていうし、BookLive!でマンガの1、2、3巻の無料お試し版も出てるし。
週末にむけて、軽く現実逃避癖が出始める頃です。
あーーーー籠りたい。
遠くを見つめ腑抜けてるあたくしがいたら、それはたぶんパラレルワールドに迷い込んでいるのでしょ。
そっとしておいてください。
そんな時のあたくしは、ものすごく平和なはずです。