あたくしは、普段3つの図書館を大いに活用している。
今その3つの図書館から、てんこ盛り借りている。
本気こいて読まないと期間オーバーしてしまうほど借りている。
もものかんづめ / さくらももこ
これだけたくさん本を借りてるのに、もものかんづめに夢中だ。
あまりにも有名になりすぎて、読むタイミングを逃したんだろうな。
ここまできて初見だったとは。
「こんなにおもしろい本があったのか!」と小学生からお年寄りまでを笑いの渦に巻き込んだ爆笑エッセイの金字塔!!著者が日常で体験した出来事に父ヒロシや母・姉など、いまやお馴染みの家族も登場し、愉快で楽しい笑いが満載の一冊です。
ちびまる子ちゃんの世界の人物像を浮かべながら読める。
友蔵がろくでもないジジイだったとか、睡眠学習枕にヒロシが録音した言葉が「うんこちんちん」だったとか、マンガの世界以上にマンガな家だ。
これまでの人生の中で、「こんなもの買わなきゃよかった」という物をすべて返品したら、総額いくら返ってくるであろうか。
まさに、現実世界のあたくしが心底思っていることだ。
さくらさんが睡眠学習枕を購入した時の話しである。
睡眠学習枕なんて実際に買う人がいたのか!と驚いたけどね。
日曜の18時はちびまる子ちゃん
さくらももこさんの、この表紙からは想像できないようなボキャブラリー豊富な表現力がたまらなく好きになった。
たんなる日常をここまでおもしろおかしく語れることがとにかく素晴らしい。
1991年に発行になった本だが、しょせんいつの時代も冬はこたつにみかんだ。
何十年経っても、庶民の生活なんてそう変わるもんじゃない。
ものすごいウンコをしたら友達に言いたくなるし、日曜の18時には家族でちびまる子ちゃんを見るんだ。
どんなに時代が変わっても、ニッポンはちびまる子ちゃんがあれば平和なんだ。
すっかり洗脳されたので、続編も読んでみようと思う。