弁当2個食べなきゃいけないんです。

山登り、Photo、Camp… 山女ひとり遊び。

1時間45分という時間を無駄にしたのか、内容が無駄だったのか。

あたくしは夜働いている。

キャバクラとかで働けるビジュアルはもっていない。

日中働いてた人が、仕事帰りに寄って汗を流す・・・ジムだ。

ど田舎なので、真夜中まで営業なんてことはないが、ゴールデンタイムに家にいることはほぼない。

 

お金持ちは あえて「空気を読まない」

こんなにも後悔したのは久しぶりだ。

こんなにも時間をムダにしていると実感したのは久しぶりだ。

こんなにいつまでも後悔から抜け出せないことになるとは・・・それは

  

長電話

 

なんの生産性もない、なんの興奮も胸の高鳴りもない、苦しいだけの時間だった。

自分にとっては、夜なにもなく家にいれる貴重な時間だった。

早くお風呂入って、早く飲み始まって、早く寝るー!・・・っていう普段できないことをやれるゴールデンタイム。

 

その最高の時間になるはずだった、19:10。

LINE電話がなった。

昔の友達だ。この段階では一瞬ワクワクした。

 

「ビットコインって知ってる?」

 

何事か・・・一瞬にしてあたくしの脳内が拒否モードになった。

仮想通過ということくらいは見聞きして知っているくらいのレベルだ。

しかし、話しをし始めた彼女は「ビットコイン」を勧めているわけではなかった。

 

ドイツでは…フィリピンでは…投資家が…8万円…15万円…2人増やして…毎月買い物して…ビットコインは高い…仕組みを作る…125円…お金が増えて…日本人はダメだ…Googleより大きな会社になる…映画作ってる…ホリエモンがいいって言ってる…

 

もう精一杯の記憶を引き出しても、ワクワクしたことは覚えていない。

仮に子どもが海外にいて、お金を送って欲しいと言われたらドルだのなんだの送るのに◯万で◯千円の手数料がかかる。それがコインだとかからないんだ!と言われても、海外にお金を送る予定がないし、まず子どもがいない。

結局はビットコインとは違う、これから有名になるであろう仮想通過の勧誘だったわけだが、現実のお金がないのに仮想に夢を抱けるほど裕福な生活はしていない。

 

友達とか、仲間とかいっても所詮他人。

同じ部活で一緒に夢を追った仲間である。

無下にはできない…とは思うが、あたくしの性格もわかっているだろう。

言いたいことは言った。

 

最初は、物事に無駄なんてない、これもひとつのチャンスなのかも!と思い「私が理解できるように説明してみて」と言った。

しかし、彼女の手元には資料か何かがあって見ながら話しているのがわかる。

質問しても、的を射た回答が返ってこないの繰り返し。 

「あなたは理解しているのか?」と聞けば、あんまりわかっていない、と。

説明会に行けばちゃんと説明してもらえるよ、と。

2か月前に初めて聞いて、来月にはお金が入ってくるようになるんだ、と。

 

自分で理解できていないことを、人に勧めるのはどうかと思うと言った。

あなたの説明で「そっか、それはおもしろい!私もやる!」って人はいないと言った。

誰に勧められたのか、と聞けば娘のスポ少の繫がりで断れない相手だったと。

彼女が声をかけて自分の下につけた人もいる。その人はあなたに声をかけられて断れなかったんじゃないか?と聞けば、たぶんそうだ…と。今まで4人誘ってその人ひとりだけが入ってくれたと。その元本を彼女が保証すると言って入ってもらったと。

なぜ私に声をかけようとおもった?と聞けば、顔が広そうだから・・・。

あなたの説明では「ネズミ講」にしか聞こえないと言った。

あなたがそれを続けることを、肯定も非難もしない。しかし、頼むから私には今後声をかけないでくれ、と。それ以外のこと、飲みに行こうとかそういうことならば受けるから、と言った。

そして、それで大当たりしたあなたを見て、私が後悔しているところを見て笑ってくれ、と言った。

 

仮想通過のことを語れるほど、あたくしに理解はない。

知らなかったことが罪な時代が来るかもしれない。

しかし、彼女の話しはそれ以上に仮想現実をさまよってる話しにしか聞こえない。

 

彼女は、「やばいことに手をだしちゃったのかな・・・」と何度も言っていた。

しかし、結構なお金をつぎ込んだ彼女を否定するのもかわいそうだと思った。

どっちがかわいそうなのか。

 

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長電話はやめたいんだ。

元々苦手だ。

自分から電話することも苦手だ。

一人が好きすぎて、電話自体苦痛だ。

長電話している時間があるなら、会って喋りたい。

 

one00one.hateblo.jp

 

この本でもいってる

金持ちさんは、あえて「空気を読まない」

だいぶこの電話の最中、苦痛の雰囲気を出しまくっていた。

それなのに彼女はめげずに喋り続けた。

そんな彼女は空気を読まない金持ちさんなのか?

金持ちならLINEじゃなくて普通の電話でかけてこいよ・・・と思い否定した。

 

それよりも、空気を読まずに電話をきれる自分にならないといけないんだ。

自分のペースを崩さないし、周囲にも流されない

まだまだ金持ちさんには遠いな・・・と思った、そんな夜。

最後には「風呂入るから、じゃーね」と言って切った。

iPhoneの画面に1時間45分8秒の文字。

この時間は戻ってこない。

とっくに風呂入って酔っぱらってるはずだった。

とりあえず、ずっと我慢してたトイレに駆け込んだ。

 

 

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